MGR 警察卓

機甲歴0063 イヅモ特別区 鶯市

 

そこは現代の修羅の国

指定武装暴力団がしのぎを削る激戦区にして鳳市に並ぶ危険地帯。

道を歩けばグレネード(射程3~4、攻撃力〈炎〉+3)が落ちていて、

倉庫を検めればカバリエファウスト(射程3~4、攻撃力〈炎〉+12)が出てくるような街。

そんな魔境でも。

いや、そんな魔境だからこそ治安維持に闘志を燃やす者がいる。

 

鶯市警、特別機動警ら隊、人呼んで特機隊である。

彼らは日夜鶯市を襲う凶悪犯罪に立ち向かうエキスパート。

防衛隊の管轄に踏み出した、危険なテロにも対応する精鋭だ。

 

今日はその特機隊のある激闘の一日、その24時間に密着しよう。

 

      メタリックガーディアンRPG 警察卓

実録! 警察密着24時!! ~鶯市警特機隊の過激な日常に迫る~

MGR 胃痛無縁卓

 

機甲歴0063 イヅモ特別区、鳳市。

この地に本社を置く小さな製薬企業、南雲製剤は画期的な薬品を開発した。

即ち、胃粘膜のあらゆる異常を修復し、

消化不良から潰瘍に至るまでを半永久的に根絶する至高の胃薬。

G-26(Kn)と名付けられたその試薬は、動物実験を終えて

臨床試験のために出荷されるところであった。

 

一方、テロ組織ディスティニーもこの情報をキャッチ。

この試薬がガーディアンめいて紛らわしい名前だったため、

連邦軍の新型機と誤認したディスティニーはヴァンガード率いる実働部隊を

G-26(Kn)奪取のため差し向ける。

 

迎え撃つはフォーチュン鳳支部の精鋭たち。

支部長と共に実働部隊の若きホープ達が根こそぎ出払っている今、

この事件の対応に当たるのは彼らを見守り、時に諌め苦労してきた中間管理職ばかり。

彼らは、ディスティニーの野望を打ち砕くことができるのか!

そしてG-26(Kn)を手に入れ、胃痛と無縁の生活を手にするのは果たして誰なのか!

 

メタリックガーディアン 胃痛無縁卓

   Kyouryoku Nagumo

 鉄の胃壁で、闇を打ち砕け!

 

 

PC1 推奨クラス:ストライカ

カバー:フォーチュン隊員

 

君は一線を退き、教官として後進の育成に励む元エースだ。

技量は鈍るどころか鋭さを増していく一方、肉体は老いを感じざるを得なくなってきた。

そのうえ君の弟子にあたるルーキーたちはどいつもこいつも無鉄砲な命知らずばかり。

彼らの無謀な勇気を目にする度、君は胃の辺りに刺すような痛みを感じていた。

南雲製剤のG-26(Kn)のウワサを聞き、その効果に期待していたところにそれを奪うべく襲来したディスティニー。

マジ許さん。叩き潰そう。

 

 

PC2 推奨クラス:コンダクター

カバー:フォーチュン隊員

 

君はフォーチュン支援部隊所属のパイロットだ。

いつも実働がやらかした後始末をするのが君の仕事である。

壊れた町並みを修復し、破損した機体を回収し、あるいは後方から指揮のサポートをする。

縁の下の力持ちとはまさしくキミ達を指すのだろう。

そんなキミもまた、実働部隊のド派手で損害も大きい戦いに胃を締め付けられていた。

 

PC3 推奨クラス:スイーパー

カバー:フォーチュン隊員

 

キミはフォーチュン斥候部隊の隊員だ。

実働が現地入りするまでに、可能な限り情報を集めるのがキミ達の任務である。

だが、状況は変わりゆくもの。キミたちが撤収した後で事態が激変することも少なくない。

そういう時、いつも実働はキミたちの働きが足りないせいだと叫ぶ。

そんなことはない。やれるだけの事はやっている。それなのに責めやがって。

ああ、なんだか胃液を吐きそうな気分だ。